
富士登山の世界とは?登頂した仲間と振り返る
9月 27 @ 8:00 PM - 9:30 PM
無料世界中の人が目指す富士山頂の世界
先日、2023年8月26日(土)、27日(日)に3名を富士山の世界をご案内してきました。
今年は、例年になく世界中から多くの方が富士山の山頂を目指して集まり
私たちも8月の終わりに挑戦してきました。
昨年からご縁をいただき、富士山や小さな山々をご案内するようになり
その中でも富士山へのご案内は、私自身2回目。
みなさんのペースに合わせ、今年の3月から準備を進めてきました。
そんなに長い期間準備してきたの?
そんな風に思う人もいるかも知れません。
でも、それは富士山という世界がたくさんの魅力を持つと同時に
厳しい世界だということを体験してきているからです。
この写真は世界的登山家 戸高雅史さんにガイドしていただき
残雪の残る富士山に5月に登頂した時の写真です。
この時は山頂は、雪も残り、風もとても強く滞在していたのは、ほんの数十分だったと思います。
今でも覚えているのは、そのときの戸高さんの
「長く滞在する場所ではない」
との一言です。8000m級の山に一人で挑戦されてきた方の言葉だからこそ、なお、心の奥に響きました。
この言葉を聞いてから、山に向き合う時には最善の準備をして向かおうと心に決めています。
さらに山の世界は、怪我をしたとしても、悪天候に見舞われたとしても自分で身を守るしかありません。
なので、参加してくださったみなさんにもそれぞれ数ヶ月かけて少しずつ準備してきていただきました。
富士の世界はやはり甘くない世界、でも、何か惹きつけるものがある
今回、集まってくれた仲間は3名。
それぞれ一人一人が想いを持って準備をしてきました。
毎月、1回練習登山に行く人、6月から、毎週低山で練習してきた人、
自分のペースでできることをそれぞれしてきました。
そんな3名と共に挑戦しました。
当日は、沖縄付近にいる台風、さらに東京の南にいる熱帯低気圧の影響で
気圧は安定してせず、午後からは荒れ模様になる予報が続いていました。
そのために、予定よりも早くし出発。私たちのグループは奇跡的に少しの雨に降られるだけで済みました。
他のグループは雹、雨風、さらには雷雨に見舞われ、すごく怖い想いをされ
登られてきていました。
それから、山小屋での時間を過ごしながら
自分の状態を整えていきます。
ただ2名の方は高山病の症状が少しでていました。
それぞれの想いのもと、できる限りの準備をし
山頂を目指します。
自分との向き合う時間が始まる
標高3250m(8合目)を超えると一気に世界が変わります。
夜の暗い中、ヘッドライトを頼りに登っていくのです。
また、酸素は本当に薄い、吸っても吸っても苦しい世界。
本当に厳しい世界です。それでも一人ひとり
自分と向き合いながら歩を進めます。
小さな一歩でも、歩み続けていれば自然と進んでいるのです。
でも苦しさとは常に隣合わせの世界。
その世界を超えた世界に一人ひとりの気持ちが露わになる。
そんな自分との葛藤を乗り越え、みんなで無事に登頂することができました。
富士山が与えてくれたもの、それは一人ひとり違う
富士の世界は本当にさまざまな顔を見せてくれる。
その世界に触れても自分の在りようによって
受け取れるものは大きく異なる。
実際に私を含めて、4人で登った富士山。
一人ひとりが得てきたものは大きく異なると思う。
その体験にぜひ触れてみてほしいと思います。
その人の言葉でどんな言葉で語られるのか、今から楽しみでしょうがありません。
富士登山の動画を見ながら、そして、体験者の一人ひとりに耳を澄ませ
みなさんにとっての富士登山とは何か?富士の世界に触れるとは何なのか?
ぜひみんなで対話したいと思います。
こんな方におすすめします!!
- 富士登山には興味があるけど、不安
- 富士登山にいつか挑戦したいと思っていた
- 富士登山は難しいかも知れないけど、その世界を知ってみたい
- 体験者の声を聞いてみたい
- これから富士登山に挑戦したいと思っている
- 富士登山したいけど、何から準備したら良いのかわからない etc…
お申込みはこちらからお願いします。
【詳細】
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日時: 2023年9月27日(水)20:00-21:30
場所: オンライン(ZOOM)
費用: 無料
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【お申込み】
下記より必要事項を記入の上お申込みください。
当日の接続のURLを返信させていただきます。
お会いできること今から楽しみにしています。